2024年8月1日より、留守宅の巡回・管理サービスの新規受託を再開することとしました。
新型コロナウイルス流行による緊急事態宣言後、長らく新規の受託をお断りしておりました。
世間で空き家が注目されたため、空き家管理というサービスに多くの不動産業者が参入し、競争が激しくなったことも原因としてあります。
不動産業者は、空き家の買取、売買や賃貸の仲介業務の受託を目的としているため、管理サービスの料金が極めて安く、太刀打ちできません。
当事務所は新規受託を止め、既存契約者の方のみのサービスを継続してきました。
しかしながら、最近になり、不動産業者に留守宅の巡回管理をお願いした結果、売却、賃貸の予定がないことなどから、管理を断られたという相談者が何件かありました。
留守宅と空き家は同じような意味ですが、大きく異なります。
留守宅は、いずれ必ず帰って暮らす家です。
売りもしなければ、貸したくないという方もいらっしゃいます。
そういう方々の要望にお応えするために、留守宅の巡回・管理サービスの新規受託を再開致します。
ただし、収益性の問題もあり、対応エリアは神戸市、明石市に絞らせていただきます。
対応エリア、サービス内容等については、各サービス説明ページをご覧ください。
きくち秀英事務所 菊池 英司
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不動産コンサルタント・ファイナンシャルプランナー。大手住宅会社、上場不動産会社など住宅、不動産業界で15年勤務したのち独立。2009年から留守宅管理、空家管理を開始。自ら現場に立ち、管理を実践する空き家管理人。
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